ライブラリレーまつもと(開催報告)
[2025年4月29日]
ID:709
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
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「ライブラリレーまつもと」は、松本で活躍している方を図書館へお招きし、さまざまなお話を伺う、不定期おしゃべり会です。
これまでの開催の様子を紹介します。
今後の開催予定は、ライブラリレーまつもとのページをご覧ください。
矢杉 麻衣さん/壺屋店主 兼 豆本作家
今回は、 レストラン業のかたわら、豆本作家としても活動する矢杉麻衣さんから、ミニ本製作のワークショップを交えた製本作業についてお話しいただきました。
前半に豆本や本の歴史といった非常に興味深いお話をお聞きしたのち、後半ではミニ本製作に取り組みました。
お子様から大人の方まで細かいところまで熱心に制作されている方も多く、大変楽しい講演となりました。
原山 聡矢さん/「books電線の鳥」店主
今回は、 原山聡矢さんから、市内にあるブロンズ像と、中央図書館にあるブロンズ像『望郷』についてお話しいただきました。
設置の経緯や、なぜ『望郷』というタイトルなのか、なぜそのポーズ、ファッションで彫られたのか…。
考えれば考えるほど奥深い、ブロンズ像の世界に浸った2時間半でした。
また、『望郷』像を作成した洞澤 今朝夫氏の作品をお持ちいただくなど、聴きごたえ・見ごたえのある講演となりました。
遠藤 正教さん/旧開智学校学芸員
今回は、旧開智学校学芸員の遠藤さんをお招きし、旧開智学校の資料から分かった図書袋の新たな発見や起源についてお話いただきました。
長野県では当たり前となっている図書袋について、長野県以外の地域の図書袋の様子など興味深いお話をお話しいただきました。
最後には図書袋以外の長野県あるあるが飛び出たりと、とても楽しい会となりました。
今回は、鈴木有斗さんをお招きし、ビブリオバトルの歴史、楽しさ、ルールなどについてお話いただきました。
その後は実践です。一グループ4人の4つのグループで熱いバトルが行われました。
次回の開催を希望される方も多く、今後の展開が楽しみです!
大輪 俊江さん/あをぐみ
雑誌の編集者、大輪俊江さんをお招きし、編集という仕事の仕組みを、江戸時代と比較しながら紐解きお話しいただきました。
来年の大河ドラマを、より興味深く観られそうです!
今回のライブリレーは「タカノバ」さんで開催させていただきましたが、薄暗くなってきた時のライトがとても良い雰囲気でした。
荒井 洋さん/HAL設計室代表・松本国宝の架け橋プロジェクトリーダー
松本城三の丸エリアプラットフォーム・松本国宝の架け橋プロジェクトのリーダーで、工芸の五月「建築家と巡る城下町・みずのタイムトラベル」の案内役を15年間続ける建築士の荒井さんをお招きし、タカノバから図書館まで、江戸時代から現代までの時代の痕跡を見つけながらまちを歩きました。
古地図と現在のまちを照らし合わせたり、昔の写真なども見せていただきながら、大変興味深いお話を聞くことができました。
3年ぶりに松本で開催される信州・まつもと大歌舞伎について、信州・まつもと大歌舞伎市民サポーターの青山公仁子さん、福澤崇浩さんにお話しいただきました。
市民サポーターから見た歌舞伎の舞台裏の様子など貴重なお話を聞くことができました。
渋田見 彰さん/松本市美術館 学芸員
美術館の常設展示で作品を見ることができる、前衛芸術家の草間彌生さんと松本との関わりについてお話しいただきました。
現在開催している特別展「須藤康花―光と闇の記憶」に関連して、須藤康花さんの生涯と作品についても詳しく案内していただきました。
青柳 幸永さん/あをぐみ グラフィックデザイナー
参加者一人一人が自分だけのアルファベットをデザインしました。
図書館にあるフォントやロゴについての本も参考にしていただきながら、参加者それぞれの個性あふれるアルファベットがデザインされました。
作成した「LIBRA-RELAY FONT」は、今後チラシなどに活用します。
※参加した方へは、令和6年3月29日に、申込時のメールへ完成フォントの受取りについて連絡しました。
届いていない方は、お手数ですがページ末尾の連絡先から、図書館までご連絡ください。
「あをぐみ」がデザインした本の話題をとりあげつつ、フォントやロゴなど、デザインについてお話していただきました。
デザインに関するお悩み相談では、参加者から数多くの悩み・質問が寄せられました。